■その他の写真ニュースはこちら 『第20回山本周五郎賞』を受賞し、『第137回直木賞』候補となった『夜は短し歩けよ乙女』や『【新釈】走れメロス 他四篇』で知られる小説家の森見登美彦が、結婚したことがわかった。自身の30歳の誕生日である6日(火)付のブログで結婚を発表した。『かぐや姫』の物語を模した形式で結婚の経緯を説明し、「森見登美彦氏は、二○○九年一月六日(生誕三十周年記念祭日)をもって独身貴族の地位を引責辞任し、ひよこ豆のように小さな嫁を迎え、ひよこ豆のように小さな家庭を作ることになった」と小説家らしいレトリックな表現でファンに報告した。結婚相手について、詳細は明かしていない。 ブログでは、“登美彦氏”を主人公とする物語風に書かれており、彼の「人生の柱時計」が30回鳴る中、竹を切ると中から「たいへん小さい。招き猫ぐらいである。猫に似ている。しかし招き猫よりは、奥ゆかしい感じである」とい