楽天は7月19日、子会社のKoboが運営する電子書店事業が日本での事業開始から1年を迎え、どのような進捗状況にあるかを共有するセッションを開催した。 イーブックジャパン事業長の舟木徹担当役員は、日本でのビジネスを開始して1年目の感想として、「サービスを立ち上げて3カ月くらいは、さまざまな点で反省すべき点が出てきたが、その後、着実に改善していけた9カ月だった」と振り返る。そして、「まだまだ電子書籍のマーケットは本格展開していないという印象。プロダクトライフサイクル上の導入時期だと思う」と話す。 そして、成長期へのターニングポイントとなるのは、技術がひとつの方向に収束した後であり、Koboが率先して取り組んでいるEPUB 3の普及が鍵だという見解を示し、それまでに基礎的なサービスをしっかりと作っていくのが務めだと考えていると話した。 その後複数名から説明された進捗状況によると、koboイーブッ