結界は分けるもの 結界とは、区別するものです。 一般的には俗な世界と神聖な世界を区切るものです。又は修業の場を作るものです。ですから、当然に社寺などに結界は必要ですし、全てに存在しています。山門や鳥居なども結界の例です。女人結界などという言葉もあります。 そして、もう一つの意味は、それらを実効上に担保する為の障壁の一種です。この項目では結界という言葉を特にこの意味で使います。 結界の色々 障壁としての結界 障壁には様々な物があります。物理的な障壁。社会的な障壁。心理的な障壁など。 物理的な障壁とは、もちろん川であり、壁であり、堀であり、ドアなどです。砦や城は基地であり、かつ障壁です。 社会的な障壁とは、道路のセンターラインや進入禁止の立て札、部外者立ち入り禁止のはり紙などです。法律で禁止された行為なども社会的な障壁です。 心理的な障壁は、嫌な想い出や場違いな場所、赤い線が一本引いてあるだけ