2～3年で一気に拡大!? 知っておきたい国内外のLTE事情 - 日経トレンディネットLTEは日本だけでなく、世界中でサービスを開始する事業者が増えており、今後急速な広がりが見込まれている。そこで、LTEが誕生するに至った経緯と、日本や世界における現在のLTEの動向について触れてみよう。 NTTドコモが提唱した「Super3G」がベース LTE（FDD-LTE）は元々、NTTドコモが2004年に提唱した「Super3G」がベースとなっている。その後同社を中心として、3Gの標準化団体の1つである「3GPP」にて規格が策定され、2009年の「3GPP Release 8」にて標準化された。 Super3G、ひいてはLTEが提唱された背景には、携帯電話の第3世代（3G）を発展させ、携帯電話の第4世代（4G）へスムーズに移行するという目的がある。3GPPでは、LTEの発展形である「LTE-Advanced」を4Gとして標準化を進めている。4Gに移行しやすくするよう、4Gで採用される
