先日このblogに書いた、打ち合わせをドタキャンされ突然見た映画が、蒼井優さんが主演している「百万円と苦虫女」だった。 先月中旬から上演されている映画なのだが、雨の中にもかかわらず、多くの方が映画館に訪れていた。 この「百万円と苦虫女」は、百万円貯まるごとに引越しを繰り返す女の子が、さまざまな人との出会いを通して成長していく姿を綴った、ほろ苦い青春ロードムービー。 脚本・監督は、松田洋子のコミックを原作にした、切ない青春ストーリー「赤い文化住宅の初子」の脚本・監督や「さくらん」の脚本などで注目されている女性監督タナダユキさん。 生活に根ざした視点がとても素敵で、風景の切り取り方や、男性キャラクターの描き方を含めて、女性監督ならではの映画になっていると思った。 そして、主演の蒼井優さんの演技がとても良い。 タナダユキさんが、蒼井優さんにあてがきしたという主人公「鈴子」は、不器用で他人とも自分
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