ニューヨーク州南部地区連邦地裁のKimba Wood判事は米国時間5月11日、ソフトウェア「LimeWire」を開発するLime Wireの親会社Lime Groupおよび設立者のMark Gorton氏が、著作権の侵害、不正競争への関与、および著作権侵害の幇助を行ったとする音楽業界側の主張を支持する、事実審理なしの略式判決を下した。 Wood判事は59ページある判決文の中で「証拠資料は、大部分が著作権で保護されているデジタル録音をユーザーがダウンロードできるように、(Lime Wireが)LimeWireの機能を最適化したことを示している」と述べ、「さらに(Lime Wireは)ユーザーによる侵害を幇助した」としている。 今回の判決により、少なくとも、多くの人たちが習慣的に行っているダウンロード行為に変化が生じることは間違いない。もちろん、4大レコード会社を代表する業界団体の全米レコード