コルチゾールというホルモンが過剰に作られている状態のことです。コルチゾールはACTHというホルモンの指令を受けて作られます。ACTHが過剰に作られることによって起こる場合と、ACTHには関係なくコルチゾールが過剰に作られる場合の2つがあります。クッシング症候群の症状は多様で、体幹部を中心とした肥満や皮膚が薄くなる、筋肉が衰える、不眠、抑うつなどです。クッシング症候群は原因によって治療が異なります。腫瘍が原因の人では手術で取り除きますが、一方で薬でホルモンが作られるのを抑えることもあります。クッシング症候群は内分泌内科で検査や治療が行われます。 さまざまな原因により、コルチゾールというホルモン(ステロイドホルモンの一種)が異常に作られすぎている状態 副腎の外側の部分(副腎皮質)では3種類のステロイドホルモンが作られているが、その中でもコルチゾールが増えている状態をクッシング症候群と呼ぶ コル
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