肥満はさまざまな病気の原因になり、死亡にもつながります。通常はBMI(体重÷身長の2乗)を基準に判定されますが、その方法ではほかの基準で判定できる死亡リスクを見逃すことが報告されました。 ◆肥満はウエストを基準に? 研究班は、BMIではなくウエスト周囲の長さを基準に肥満を判定することで、BMIとは別に死亡リスクを言い当てられるかを検討しました。 対象者41,439人の体型と経過のデータを解析することで、BMI基準の肥満があるかないか、またウエスト基準の肥満があるかないかによって死亡リスクが変わっているかを調べました。 ◆6%が「BMI肥満なし・腰囲肥満あり」 次の結果が得られました。 分布は、BMI基準で肥満なし・腰囲基準で肥満なしが73%、BMI肥満なし・腰囲肥満ありが6%、BMI肥満あり・腰囲肥満なしが6%、BMI肥満あり・腰囲肥満ありが15%だった。 BMI肥満なし・腰囲肥満なしの人
![肥満じゃないと思っていても…6%の人の死亡リスクが見逃されている!?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/48cd21c7120d93783e9bdaa5072a181e6d8afae3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.medley.life%2Fthumbnails%2F56dfe7821538cb1c008b4603_cp.jpg%3F1457729400)