◆22人の冠動脈疾患患者を対象にインタビュー 今回は香港の研究チームが、冠動脈疾患の患者22人を対象にインタビュー方式で調査を行い、回答された内容について分析を行いました。 インタビューは、運動療法に対する意欲や日常の運動習慣について、質問しました。 ◆運動療法に対しては肯定的な意見が多数 調査の結果から、以下のことが示されました。 回答者のほとんどは、外来での運動療法プログラムに対して肯定的な認識や好感を持ち、それが定期的な運動療法プログラムへの参加や、自宅における運動の実施に繋がっていた。また、仲間、グループダイナミックス(集団力学)、社会的支援、運動習慣に影響する中国文化が、運動習慣を維持するための大きな促進要因として役立っている。 外来の運動療法プログラムに対しては肯定的な意見が多いという結果となりました。 また研究チームは、「仲間や家族の励ましは運動習慣の継続につながる」とも述べ