まぶたが下がる、物が二重に見えるなどの症状を現す重症筋無力症は、一部の人で胸腺腫が原因とされ、胸腺の手術で治療されます。胸腺腫がない人も手術をした結果、薬だけの治療よりも症状が軽くなったことが報告されました。 胸腺腫のない重症筋無力症患者が手術をする研究 国際的な研究の結果が、医学誌『New England Journal of Medicine』に報告されました。 この研究は、胸腺腫がない重症筋無力症患者を対象に、胸腺を取り除く手術をすることで、症状などの改善があるかを調べています。 重症筋無力症とは? 重症筋無力症(Myasthenia Gravis)は、全身の筋力が弱くなる病気です。特に症状が現れやすいのが目の筋肉で、まぶたが下がる(眼瞼下垂)、両目がうまく動かないため物が二重に見える(複視)などの症状があります。症状は朝に軽く夕方に重くなる場合があります。 「重症」という名前がつい
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