◆ユーモアトレーニング群と対照群にランダムに振り分け 統合失調症の患者30人をユーモアトレーニングを行う群と対照群にランダムに分け、効果を検証しました。 ユーモアトレーニング群では、1週間に2セッション、5週間のトレーニングを行いました。内容は、笑いの雰囲気を作り出す方法やグループワークなど、セッションごとに異なる活動を行いました。対照群では、手作業の課題を行いました。 ◆ユーモアトレーニングで精神状態が改善するかもしれない 以下の結果が得られました。 時間の主効果は、PANSSの合計スコア(p<0.005)と陰性症状スコア(p<0.001)で有意であった。 統合失調症の患者にユーモアトレーニングを行うと、症状の重さがより改善するという結果でした。 今回の研究で行われたユーモアトレーニングには、例えば、集団トレーニングが有効であった可能性など、様々な要因が関わって示されたものかもしれません
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