オプションのグリップを付けたX-E4に広角レンズ「XF16mmF1.4 R WR」を装着したところ ミラーレスはペンタプリズムが不要なためデザインの自由度が高く、各社に個性派モデルが存在する。富士フイルムX-Eシリーズはレンジファインダーカメラを思わせる外見と操作性で他社にはない存在感を発揮。私も散歩カメラとして「X-E3」を愛用している。 今回、3年半ぶりに新モデル「X-E4」が発表された。ボディ内手ブレ補正なら速攻で購入しようと待ち構えていたのだが、厚みが増えるという理由から内蔵は見送られた。その代わりに液晶モニターがチルト式になり、ボタンやダイヤルが整理され、カーブを描いたエッジも直角に、グリップも省略されて、シンプルな形へと生まれ変わった。 これらの変更はX-Eシリーズにどんな変化をもたらしたのか。X-E3とX-E4に大口径広角レンズ「XF16mmF1.4 R WR」など数本の交換