ゼネコンは「大臣認定杭」の弱点を知っていた──データ偽装の闇深し 建築&住宅ジャーナリスト 細野透 2015年 11月16日 杭工事業界シェア25%のジャパンパイル 杭工事業界でシェア2%の旭化成建材に続いて、シェア25%という大手のジャパンパイルでも、施工データの偽装が発覚。まさに“底なし”の展開を見せてきました。これら杭施工トラブルに関して、意外に知られていないのが、「国土交通大臣も責任を問われる立場にある」という事実です。 旭化成建材は傾斜したマンション「パークシティLaLa横浜」の杭工事にDYNAWING(ダイナウィング)工法を採用しました。これは建築基準法が定めた審査に合格して、「国交大臣認定」というお墨付きを得た工法です。ジャパンパイルもHyper-MEGA(ハイパー・メガ)工法など、やはり大臣認定を得た工法を有しています。 もう一つ知られていないのが、主なゼネコンで構成され
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