オープン・ハウス2009の掟。その1.5軒の家に行ってアートを飾ること。その2.近所の人に紹介すること。その3.近所の人以外にも紹介すること。その4.ビールの準備をしておくこと。 そして、オープン・ハウス 2011の掟。その0.中心地に足を踏み入れること。それから2009の掟に従うこと。 去年、ショップハウス(1階が店舗になっている住宅)が中心地へと進出していったのを機に、アートが人々にとって身近なものになってきているのは、自然な流れのように思える。今のところ、シンガポール人の85パーセントは公営住宅に住んでいて、その多くは、ありふれた外観でありふれた場所にある。 しかし、マリーン・パレードは、そんな典型的な住宅街ではない。シンガポールの東海岸に位置していて、目の前には海とイーストコーストパークが広がる。他の物件にはない景色を見られるのだ。58棟の住宅が埋立地に建てられていて、かつての海岸
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