日本は陸地の70%が山間地であり、世界最大の大陸と世界最大の海の間にあるため、台風、前線など気象的にも世界有数の多雨、亜熱帯的地勢です。毎年台風や集中豪雨などにより洪水、土砂災害、落雷、竜巻などが多発しています。このところ異常気象により大気が不安定になることが多く、過去にない大雨・洪水・土砂災害、局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生し、過去に発生したことのない場所でも内水氾濫、洪水、がけ崩れ、土石流の危険性が高まっています。とくに最近は各地で記録的豪雨が頻発し、極めて短時間に住宅浸水や土砂災害が発生し深刻な被害をもたらしています。 異常気象時代、今後も記録的な猛暑、豪雨、豪雪、突風などの極端気象となる可能性があります。このサイトでは200カ所を超える災害調査から学んだ教訓をご紹介します。ご参考になれば幸いです。 ★山村武彦著 台風防災の新常識(戎光祥出版・2020年10月発刊)を参考にしてく