最近、ビジネスロジックがふんだんに盛り込まれた業務システムというのはあまりありません。 「データの出し入れ」が基本ということは、データの格納庫が必要になってくるわけで、それがデータベースになります。最近ではオブジェクト指向データベースも使われ始めましたが、まだまだリレーショナルデータベースの方がよく使われています。 オブジェクト指向で開発していると、ほとんど必ず問題となるのが、リレーショナルデータベースとオブジェクト指向のインピーダンスミスマッチです。データベースは「データ」を扱い、オブジェクト指向は「振る舞い」を扱います。つまり、「振る舞い」をいかにして「データ」に落とすかというのが、問題となるわけです。 最近では、「DAO(Data Access Object」パターンや「O/Rマッピング」というものを使い、オブジェクト指向とリレーショナルデータベースの差を埋める努力がされています。D
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