初志を貫く! 広告で収益を上げない東京糸井重里事務所:ポーター賞企業に学ぶ、ライバルに差をつける競争戦略(1/3 ページ) Web広告収入という選択をせずに、主にオリジナル商品の販売で年間28億円の売り上げを達成している東京糸井重里事務所。その事業戦略について、同社CFOの篠田氏と一橋大学大学院の大薗教授が対談した。 コピーライターやエッセイストとして活躍する糸井重里氏が代表を務める東京糸井重里事務所。同社が運営するWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)は、1998年6月6日に開設以来、糸井氏が毎日更新するコラムのほか、インタビュー記事やルポルタージュ、読者投稿コーナーなど、さまざまなコンテンツを発信している。現在、月間110万人の読者を抱えるサイトにまで成長したが、興味深い点は、Webサイトにおける主流な戦略である「広告収入」を選択していないことである。 では、どのように事業収益を
![初志を貫く! 広告で収益を上げない東京糸井重里事務所](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/35b12a54ba6e17fe210a115bb01a811ab0cfa464/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1308%2F21%2Fshinoda01.jpg)