はじめに 通常、自分が新規に作成したファイルやディレクトリは他のユーザーが編集することはできません。 パーミッションが「644 (rw-r--r--) 」で設定されるためです。 しかし、プロジェクトでは共有ディレクトリを用意し、そのディレクトリ配下にあるファイルやディレクトリは誰でも読み書きをできるようにしたい場合があります。 さらにプロジェクト用グループを作成し、そのグループに所属するユーザーだけに読み書きをさせたい場合もあります。 その都度、chmodやchgrpでパーミッションを変更することでも対応できますが、毎回それをおこなうのは現実的ではありません。 それを解決するのが、次に紹介する方法です。 RedHatではUGP(User Private Group)体系という名称で提唱されています。 キーワード sgid、umask 002 手順 ここでは、下記の共有ディレクトリと共有グル