■世界でいちばん仕事が嫌いなのが日本人? 先日、『日本人は世界でいちばん仕事が嫌い』というインパクトの強いタイトルのブログが大変話題になっていた。日本人は世界でいちばん仕事が嫌い ブログ記事の著者(橘玲氏)の主張の根拠になっているのは、明治大学の准教授である鈴木賢志の『日本人の価値観』にまとめられた調査で、その中から2つ、非常に衆目を引く調査結果が紹介されている。 その1 「たとえ余暇が減っても、常に仕事を第一に考えるべきだ」という意見に「強く賛成」とこたえたひとの割合 → 日本は『強く賛成』はわずか2.6%で79カ国中最下位。 その2 「仕事は収入を得るための手段であって、それ以外のなにものでもない」という意見に「そう思う」「どちらかといえばそう思う」とこたえたひとの割合 → 日本は41.5%で31カ国中12位 ブログの著者の橘玲氏は各国と日本の相対関係を独自に解釈して、下記のような結論