Skype 相談は、私のブログ読者・フォロワーを可視化する効果をもたらした。私に相談してくれた人たちは、みな優秀な人たちであった。多くは、私のブログや Twitter アカウントのファンで、私に対して好意を持ってくれていた。好意は大変ありがたい。深く感謝したい。だが、敢えて以下のことを言わねばならない。 私は一つの真理を悟った。時に、好意は悪意より厄介である、と。自分を嫌う人たちを無視するのは、比較的易しい。目をつぶって感情的なつながりを全部断ち切ってしまえばいいからだ。だが、好意を持たれた場合は、事情は複雑である。ある種の自分に対する期待が、好意の形を取ることがある。この場合、ついつい期待を実現せねばという義務感を感じてしまう。これがなんとも窮屈なのだが、自分が受けた好意に基づくものであるから、扱いに困るのである。 私は、私であり、私以外の何者でもない。他者が私に何を期待しようが、私は淡