4月も半分が過ぎ、そろそろ「自分が入ったのはブラック企業だった!」と気づく新入社員もいるかもしれない。いまはフリーライターとして活動している小林リズムさん(23)も、1年前はそんな若者のひとりだった。 内定をもらった直後は、「ここに入れてホントに良かった」と思っていた。しかし新人研修が始まって分かったのは、そこが社会の常識の通用しないトンデモない世界だったことだ。 「会社の期待の星」と胸膨らませたのも束の間… 「正社員こそ正義だと思っていました。早く『新卒レア切符』を使って、正社員にならなきゃ!と思っていたんです」 小林さんは、キャリコネ編集部の取材にこう話す。3年の秋になって周囲がどんどん就職を決めていく様子を見ても、なぜか就活する意欲が沸かなかった。なんとなく、バイト先の編プロが雇ってくれるような気もしていた。 そんなアテも外れ、ようやく新卒という一度しか使えない「レアな切符」を使って
2ゴールを挙げた翌日、病室で父を看取った後に出てきた白い紙切れ。 そこには、息子の日本代表復帰への願いが弱々しい文字で綴られていた。 “おとん”の想いを胸に秘め、大久保は一度断念した道を再び追い求めた。 くしくも父の命日にブラジルW杯代表メンバーに選出された大久保選手。 昨年7月発売のNumber833号に掲載された特集記事を全文公開します。 5月にしてはやけに暑い週末だった。病室の窓にはブラインドがかかっているはずなのに、強い日差しが漏れてくる。ほんの30分ほど前、長く闘病生活を送ってきた父が、家族に見守られて旅立った。まだ温もりが残る亡骸を見つめながら、大久保嘉人はベッドの横にある椅子に座ったまま、動けずにいた。 しくしくと泣きながら、妹の鮎美が荷物を片付けている。父を見舞うために何年も通ったこの部屋を、もう出なければいけなかった。それは父との永遠の別れを意味していた。 テレビ台の引き
3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14。スバル(富士重工)のブースでは、新型『WRX STI』が欧州デビューを飾った。 新型WRX STIは2014年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー14でワールドプレミア。それから2か月を経て、欧州初公開となった。WRX STIは欧州で人気が高く、とくに日本と同じ右ハンドルの国、英国では、古くから輸出されてきた背景もあり、熱狂的ファンが存在する。 新型WRX STIは、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。米国仕様では、最大出力305ps/6000rpm、最大トルク40.1kgm/4000rpmを引き出す。 一方、ジュネーブモーターショー14で発表された欧州仕様は、最大出力が300psと米国仕様よりも5psダウン。ところが、最大トルクは41.5kgmと、米国向けよりも1.4kgm高められる。 また、ジュネー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く