かつての日本は着物を着て畳の上での生活が主流でした。着物がはだけないように小股で腰を少し落とし静かに擦るように歩くのが品が良く綺麗とされていました。 娯楽も座って遊ぶものや腰を落として遊ぶものが多く、舞なども腰を落として静々と行っています。 狩猟より農耕が栄えていて腰を落としての作業が多く、骨盤は後傾で重心をやや下に落とし下半身を安定させた方が効率よく作業ができました。 このような生活を続けてきた日本では後ろ側の筋肉が強くなり安定感のある下半身の作りになっていったのです。 欧米人の文化と姿勢 【文化】 欧米では椅子での生活で家の中でも土足です。下半身を開放的に動かして生活をしてきました。歩く時も音など気にせず大股で歩きます。 娯楽も椅子に座ったり立ち上がっての遊びが多く、ダンスも綺麗に背筋を伸ばして踊るものが主でした。 そしてかつては狩猟民族と言われるだけあって獲物を追いかけたり高い場所の