ベルギー発のスタートアップ「Cefaly」は、片頭痛に対する予防治療用のウエラブルデバイスを開発した。Cefalyは、片頭痛に悩む患者の半分を治療出来るとしており、患者のQOLを大きく向上させる可能性を秘めている。 世界の10%が悩まされている片頭痛 片頭痛は、日常生活に支障をきたす頭痛のことであり、頭部の一領域に波打つような痛みを引き起こす。典型的な片頭痛の症状は4時間から72時間持続し、症状には光や音に対する過敏性の亢進や、悪心や嘔吐を伴なうことも多い。 世界で約10%の人が片頭痛に悩まされているとされ、女性の患者が男性よりも3倍多いとされている。 片頭痛の治療は慢性化を防ぐという観点から行われており、主にカルシウム拮抗薬や抗てんかん薬などの薬物が用いられているが、継続的な服薬による医療費の負担増加が大きな問題となっている。 Cefalyは、FDAによって承認された世界初の片頭痛予防の
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