モバイル/ワイヤレスの専門展示会「ワイヤレスジャパン2013」で、無線接続/無接点にて給電できる“ワイヤレス電力伝送/ワイヤレス給電”の展示が盛んに行われている。 ワイヤレス給電は、すでに国内でも「Qi」規格でスマートフォン/モバイルバッテリーなどに採用され、普及してきている。Qiはワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)により標準規格化され、電磁誘導方式のコイルを用いて最大5ワットの電力をワイヤレスで供給可能。「Qi」マークが付与された機器であればどのメーカーの機器+充電器でも置くだけで充電できる特徴を持つ。 一方で、より消費電力量の多いノートPCなどには出力が足りず、Qi対応ノートPCはまだ実現できていない(今後、30~120ワットのハイパワータイプの規格化も進めているとしているが)。 Qiに並び、モバイル機器向けのワイヤレス給電技術としてアピールするのが「WiPower」だ。 Qua