雨の日、傘をさしながら歩いていて、隣の人の声が聞き取れなかったという経験、あると思います。 視覚障害がある人の悩みの声をきっかけに、大阪のメーカーが「雨音の静かな傘」を開発しました。 (大阪放送局 アナウンサー 後藤佑季) 雨に見立てて実験! 上の写真が「雨音の静かな傘」です。 本当に音が静かになるのか? 一般的な傘と比較して実験しました。 雨に見立てた水量のシャワーをかけました。立つ位置も同じにしました。 まずは、一般的な傘。
日本大学はアメリカンフットボール部のコーチが部員に対してパワーハラスメントにあたる行為をしたとして、調査していることを明らかにしました。大学は、このコーチを無期限の指導停止処分としています。 日本大学によりますと、アメリカンフットボール部のコーチが部員に対してパワーハラスメントにあたる行為をしたとして、調査委員会を設置して事実関係を調べているということです。 大学は詳細について明らかにしていませんが、7月27日付けで、このコーチを無期限の指導停止処分にしたということです。 NHKの取材に対し、日本大学は「調査中ではありますが、真摯(しんし)に受け止め再発防止に努めてまいります」とコメントしています。 また、関東学生アメリカンフットボール連盟は、この事案について、大学が指導停止の処分をする前の6月までに報告を受けたということです。 今のところ、処分については検討していないということです。 日
旧日本軍で細菌戦などの研究を行っていたとされる「731部隊」の「職員表」などの公式文書が残されていたことがわかりました。 731部隊に関連した文書は終戦時に軍から処分が命じられていて、発見した専門家は「部隊の実態を解明していく上で重要な基礎資料になる」としています。 文書は旧満州に駐屯していた関東軍が1940年9月に作成した報告書で、明治学院大学国際平和研究所の松野誠也研究員が国立公文書館で保管されている文書から発見したものです。 100ページ余りに及ぶ報告書の中に731部隊に関する内容も含まれていて、▼「関東軍防疫部」という名称から731部隊の正式名称として知られる「関東軍防疫給水部」に改称したことや、▼隊員を増員して組織の拡充を図ることが記されています。 さらに、隊員の氏名や階級などが記された「職員表」も添付されていて、731部隊の部隊長・石井四郎をはじめとする幹部や技師として加わって
先月、東京 葛飾区のカラオケ店に女子高校生2人を連れ込んだとして逮捕された医師2人が、生徒たちに酒を飲ませてわいせつな行為をしたなどとして再逮捕されました。調べに対し、1人は黙秘し、1人は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、いずれも美容クリニックの医師で、 ▽東京 渋谷区に住む加納直樹容疑者(38)と、 ▽東京 港区に住む小山忠宣容疑者(27)の2人です。 警視庁によりますと、先月25日の深夜から翌日にかけて、葛飾区のカラオケ店内でいずれも10代の女子高校生2人に無理やり酒を飲ませたうえ、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。 また、加納医師は、生徒の1人を性的暴行した疑いもあるということです。 2人はカラオケ店に生徒たちを連れ込んだとして、先月、未成年者誘拐の疑いで逮捕されていました。 警視庁が生徒たちから当時の状況を聞き取ったり、店内の防犯カメラの映像
8年前、東京・表参道の宝石店でおよそ1億円分の宝石が奪われた事件をめぐり、イギリスの裁判所は、警視庁が国際手配していたイギリス国籍の男の、日本への引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。 日本の捜査機関による取り調べで人権侵害を被るおそれが拭えないなどとしています。 2015年11月、東京・渋谷区の高級宝石店に3人組の男が押し入り、警備員を殴って大けがをさせた上、ダイヤの指輪などおよそ1億円分を奪って逃げました。 この事件で警視庁はイギリス国籍の男3人について強盗傷害などの疑いで逮捕状を取るとともに、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配していました。 その後、3人はそれぞれ別件でイギリスで拘束され、日本政府が引き渡しを求めていましたが、ロンドンの裁判所は11日、3人のうち、ジョー・チャペル容疑者(37)について引き渡しを認めないとする判決を言い渡しました。 日本とイギリスの間に
中古車販売会社「ビッグモーター」が2年前に福井県越前市の店舗の前にある街路樹を無断で伐採していたことがわかりました。 国土交通省福井河川国道事務所によりますと越前市にある「ビッグモーター越前店」の前でおととし6月、国道沿いの街路樹の低木が伐採されているのが見つかりました。 事務所が店長に聴き取りをしたところ無断で伐採したことを認めたということです。 その後、店側は低木の代わりに花を植えると説明しましたが、その後も花は植えられていないということです。 この店舗の前では、街路樹が枯れていたのも確認されていますが、越前市によりますと、市が7月、従業員に確認したところ「除草剤はまいていない」と答えたということです。 国土交通省福井河川国道事務所は2日、街路樹の周辺で土壌調査を行い除草剤がまかれていなかったか詳しく調べています。
中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前で、街路樹などが枯れているのが相次いで確認されるなか、石川県かほく市の商業施設で、店舗前にあった植え込みがコンクリートで舗装されていたことがわかり、商業施設側は「ビッグモーター」に対し詳しい事実確認を求めることにしています。 大手スーパーの「イオンリテール」によりますと、石川県かほく市の商業施設「イオンモールかほく」にあるビッグモーターの店舗前にあった植え込みが、コンクリートで舗装されていたことが調査でわかったということです。 植え込みには、もともと植物が植えられていたということです。 グーグルマップのストリートビューでは5年前の画像にはあった植物が去年はなくなり、舗装されているのが確認できます。 「イオンリテール」は「ビッグモーター」に対し、舗装した経緯など詳しい事実確認を求めることにしていて、「不正な対応が認められた場合は法的措置も含め厳格に対応
7月に秋田県で行われた小型ロケット「イプシロンS」の燃焼試験中に爆発事故が起きたことについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、燃料を入れた圧力容器が許容できる温度を超えたことで強度が維持できず爆発にいたった可能性が高いという分析結果を明らかにしました。 今月、秋田県能代市で行われた固体燃料式の小型ロケット「イプシロンS」の2段目の燃焼試験では、試験開始からおよそ1分後に爆発事故が起き、JAXAは原因の分析を進めています。 31日文部科学省が開いた会議の中で、JAXAはデータを分析した最新の結果を報告しました。 それによりますと、固体燃料の燃焼の異常やゴム製の断熱材の不良など、何らかの理由で圧力容器に大きな負荷がかかり、許容できる温度を超えたことで強度が維持できず爆発にいたった可能性が高いということです。 今回の事故を受け、来年度下半期を目指しているイプシロンSの初号機の打ち上げ時期の見直
28日に山形県米沢市の国道の脇で13歳の女子中学生が熱中症と見られる症状で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 28日午前11時すぎ、米沢市口田沢の国道脇の歩道で、「女子中学生が倒れている」と、近くを通りかかった人から消防に通報がありました。 米沢市によりますと、倒れていたのは近くの中学校に通う1年生の女子生徒(13)で、消防が駆けつけた時はヘルメットをつけたまま、自転車の横に熱中症と見られる症状で倒れていたということです。 女子生徒は意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。 女子生徒は部活動を終えたあと帰宅する途中だったということで、米沢市は30日、会見を開いて経緯について説明するとしています。
今月2日、札幌の繁華街 ススキノのホテルの客室で頭部を切断された男性の遺体が見つかった事件で、札幌市内に住む29歳の女の容疑者とその父親の2人が死体遺棄などの疑いで警察に逮捕されました。警察は今後、詳しいいきさつについて調べることにしています。 逮捕されたのは札幌市厚別区の職業不詳、田村瑠奈容疑者(29)と、父親で医師の田村修容疑者(59)の2人です。 警察によりますと、2人は今月1日の深夜から2日未明にかけて、札幌市中央区にあるホテルの客室で北海道 恵庭市の会社員、浦仁志さん(62)の頭部を切断し、持ち去ったなどとして死体遺棄や損壊などの疑いがもたれています。 事件の前日、男性と2人でホテルに入室し、その後、1人だけ大きなスーツケースを引きながら退出する人物の姿が防犯カメラに写っていて、警察が防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めていました。 警察によりますと、瑠奈容疑者は浦さんと
中古車販売会社の「ビッグモーター」が故意に車に傷をつけるなどして保険金を不正に請求していた問題で、会社の経営幹部らが、車を修理する工場の責任者に対し就業規則で定められた手続きをふまずに降格処分を繰り返し行っていたことがわかりました。 外部の弁護士でつくる特別調査委員会がまとめた調査報告書によりますと、「ビッグモーター」では2020年の8月ごろから経営幹部の判断で、板金や塗装を手がける工場の責任者である工場長の降格処分が頻繁に行われていたということです。 会社は全国におよそ30の板金・塗装工場を設置していますが、降格処分を受けた工場長は2020年に延べ20人、2021年に延べ15人、2022年に延べ12人に上るとしています。 清掃や整理整頓など「環境整備点検」の成績や対応がよくなかったことが降格処分の主な理由となっていたということです。 会社の就業規則では降格は懲戒事由の1つとされ、対象者に
全国に中古車販売店や修理工場を展開する「ビッグモーター」。車を故意に傷つけて修理代を水増しし、損保3社に自動車保険の保険金を不正に請求していたことが明らかになり、大きな波紋を呼んでいます。今回、会社が設置した外部の調査委員会がまとめた50ページにわたる報告書を入手。そこには目を疑うような不正行為が指摘されていました。その内容とは。 修理費用を水増しして保険金を不正に請求するため、故意に車に傷をつけるような事例が横行していたことが明らかになりました。 具体例として以下のような行為が行われていたと指摘されています。 ・ヘッドライトのカバーを割る ・ドライバーで車体をひっかいて傷をつける ・ろうそくやサンドペーパーなどを使って、車体に傷をつける ・ゴルフボールを靴下に入れて振り回し、車をたたいてひょうの被害で受けた傷の範囲を拡大させる こうした車を傷つける行為は、刑法の器物損壊罪にもあたり、非常
マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次ぐ中、カードを「自主返納」した人が、ことし4月から先月にかけて増えていたことが県庁所在地などの自治体への取材でわかりました。制度への不信感を理由に挙げる人も多く、自治体の中には、返納しても個人情報とのひも付けが残ることなど、説明を強化する動きも出ています。 マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次ぐ中、デジタル庁は、本人の希望によりカードを返納した件数が、発行開始から7年間の累計でおよそ47万件、このうち、先月1か月間ではおよそ2万件あったとしています。 NHKは、一連のトラブルを背景に返納数がどのように変わったかを探るため、東京23区、道府県の県庁所在地、政令指定都市の合わせて74自治体を対象に、先月までの月ごとの「自主返納」の数と、その理由を尋ね、これらの数を集計していた48の自治体の回答をまとめました。 その結果、「自主返納」の数は ▽4月は1
お産の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩。 大阪大学医学部附属病院は無痛分娩の希望に応じてきた、関西有数の医療機関でした。 ところが、いま、その対応を休止しています。 その背景には日本の医療が抱える課題がありました。 (大阪放送局 記者 北森ひかり) こだわり続けた“安全” 痛みの程度に応じて麻酔を用いる無痛分娩。 主に、背中の脊椎の中の「硬膜外腔」と呼ばれるところに細い管を挿入して局所麻酔薬を注入する方法で行われています。 阪大病院では2016年から、希望する人に無痛分娩を行ってきました。 こだわってきたのは、“安全”。 無痛分娩をめぐってはまれに合併症などで妊婦が亡くなるケースも起きています。 阪大病院では、薬などで陣痛を起こすことはせず、自然な陣痛を待つ方法を維持してきました。 そのために必要なのは、24時間常駐する麻酔科医です。 陣痛が起きたら、痛みに応じて麻酔科医が麻酔を行い、万が一、
自治体の中には防災情報の発信にツイッターを活用するところが多くなっていますが、ツイッターの閲覧や投稿回数の制限など相次ぐ仕様の変更で影響が出てきています。災害時に避難情報などの発信ができなくなっている自治体も出ていて、防災情報をメールやホームページなどでも確認するよう呼びかけています。 自治体 突然ツイートできず 起業家のイーロン・マスク氏が買収して以降、ツイッターは仕様の変更が相次いでいて、最近では自動で投稿できる回数や閲覧回数が制限されるようになっています。 熊本県では、災害時に市町村が県独自の防災情報システムに避難指示などの情報を入力すると、ツイッターやメール、それに報道機関などに一斉に伝える「Lアラート」など複数の方法で配信されるようにしています。 ツイッターには県の防災アカウントから市町村の避難情報などを発信していましたが、熊本県によりますと先月30日の大雨の際や河川が氾濫するな
虐待事件が起きた東京 八王子市にある精神科の「滝山病院」で、根拠が不明瞭な診断がされ、副作用のおそれのある薬が投与された可能性があるという指摘を受け、加藤厚生労働大臣は個別事案への言及は控えるとしつつ「不適切な医療の疑いに関しては事実関係を確認した上で厳正に対応する」と述べ、東京都などと連携して実態把握を進める考えを示しました。 東京 八王子市にある精神科病院「滝山病院」では、入院患者を暴行したとして看護師ら5人が逮捕や書類送検されていますが、発覚後、患者の家族などから治療についても疑念を訴える声が寄せられています。 このため、NHKが家族の協力のもと患者10人のカルテを入手し、複数の専門医に分析を依頼したところ、カルテ上5人の患者について根拠となる異常が認められないまま「急性心筋梗塞」と診断され、副作用のおそれがある薬が投与された可能性があると指摘されています。 これについて、30日の閣
おととし、北九州市で路線バスが自転車に追突し自転車に乗っていた女性が死亡した事故で、国の事故調査委員会は「会釈をするために対向車線のバスを注視した」ことなどが事故の原因となった可能性が高いとする報告書を発表しました。 おととし8月、北九州市小倉北区の国道で西鉄の路線バスが自転車に追突し、自転車に乗っていた当時70歳の女性が死亡しました。 この事故について国の事故調査委員会は30日、調査報告書を発表しました。 それによりますと、運転手からの聞き取りでは当時の状況について「対向車線を走行してくる同じ会社のバスが目に入り、ふだんから顔見知りの運転手には会釈をしているため、バスの行き先や誰が運転しているのかが気になり、2〜3秒間バスに視線を向けた」などと説明したということです。 その上で、報告書では事故の原因について、運転手がバスを注視し続けたため、自転車の認知が遅れ、追突した可能性が高いとしてい
虐待事件が起きた東京・八王子市にある精神科の「滝山病院」で、根拠が不明瞭な診断がされ、副作用のおそれのある薬が投与された可能性があるという指摘を受け、加藤厚生労働大臣は個別事案への言及は控えるとしつつ、「不適切な医療の疑いに関しては事実関係を確認したうえで厳正に対応する」と述べ、東京都などと連携して実態把握を進める考えを示しました。 東京・八王子市にある精神科病院「滝山病院」では、入院患者を暴行したとして看護師ら5人が逮捕や書類送検されていますが、発覚後、患者の家族などから治療についても疑念を訴える声が寄せられています。 このため、NHKが家族の協力のもと患者10人のカルテを入手し、複数の専門医に分析を依頼したところ、カルテ上、5人の患者について根拠となる異常が認められないまま「急性心筋梗塞」と診断され、副作用のおそれがある薬が投与された可能性があると指摘されています。 これについて、30
イギリスでチャールズ国王の即位後、初めての誕生日を祝う公式行事が開かれ、ことし75歳を迎えるチャールズ国王は馬に乗って参加し、市民などの祝福を受けました。 チャールズ国王は、ことし11月に75歳になりますが、イギリス王室のしきたりで君主の誕生日を祝う公式行事は例年、天候に恵まれやすい6月に行われています。 17日、首都ロンドンで騎馬隊などのパレードが行われ、赤い制服と黒い帽子を身につけたチャールズ国王は、バッキンガム宮殿から馬に乗って姿を見せました。 公共放送BBCによりますと、去年死去した母親のエリザベス女王は60歳を過ぎてからは馬車に乗っていたため、君主が馬に乗って参加するのは37年ぶりだということです。 そして練兵場に移動したあと、伝統衣装に身を包んだ兵士や音楽隊などの行進を観閲しました。このあと、宮殿に戻ったチャールズ国王はカミラ王妃やウィリアム皇太子夫妻などとともにバルコニーに姿
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