楽天に所属する複数の選手が、安楽智大投手(27)によるハラスメント行為を球団に訴えていることが24日、関係者への取材で分かった。 森井誠之球団社長は「ハラスメントはどんなことがあっても許してはいけない」とし、「私の耳にも入ってきている。事実関係の調査はしっかりやる」と、球団のコンプライアンス担当者を交えて、安楽本人や周辺への聞き取りを行う方針を示した。 2021年の春季キャンプでは暴力疑惑も起こしていた。すでに退団した選手は「(安楽から頭部を)平手打ちされ、むち打ちの症状になりました。その後の練習に影響が出て、トレーナーさんに相談したくても(逆恨みが怖くて)言えなかった」と証言した。 今季はロッカールームで複数回、後輩の選手に逆立ちを強要し、下着をずらして陰部を露出させたという。複数の選手は「あれは明らかにいじめだった」と口をそろえた。 さらに、食事の誘いを断った日の深夜に執拗(しつよう)