この間、僕が書いた「女子力について」のエントリーには少なくない反響があった。男女ともに、これこそが俺が、私がいいたかったことだ、という賞賛の声が上がると同時に、少なからぬ人々が賛成しかねる様子だった。違和感を感じている人々は、男性よりも女性のほうがずっと多いようだ。そして、その違和感をなんとか言葉で言い表そうとしている人たちもいた。とても不完全な言葉で。 「女子力は自己満足のため」 「女子力は男のためじゃなくて、女子に見せるためのものだ」 「女子は女子同士で戦っており、女子力が低いと女子内コミュニティでの権力闘争で不利になる」 などという、意見が多かった。まず最初に自己満足のため、というのは何の説明にもなっていない。これは株価は需給で動く、と言っているようなものだ。おおよそ全ての自由市場の商品の価格は需給で動くのだから、需給で動くというのは100%正しいステートメントであると同時に、何ひと
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