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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (29)

  • ボクの会社でビジネス書がダメなワケ - Everything You’ve Ever Dreamed

    今日の部長の笑顔は、アメリカ大統領選挙における演説集会で同じTシャツを着て大統領候補のうしろに並んでいる支持者が浮かべる胡散臭いスマイルを連想させた。夕刻。営業会議。ゴルフ焼けで黒光りする部長が、くわっ、と目を見開いた。会議室の重苦しい空気をソーラーレイのごとく切り裂いて部長が叫ぶ。「こんな簡単なことが解決できないのカァ〜」。ペッ。絡んだ痰をハンカチに吐いた勢いそのまま今月中途入社してきたサオリちゃん(男性/独身/51才)に突っかかっていった。 「ペッ!サオリ営業IN…俺が言っているこたぁそんなに難しいか…何で黙ってる…」。部長の『営業員』はなぜか巻き舌。外人みたい。「私は…」「サオリ営業IN!サオリ営業IN!今は俺が先攻している番だ。出来る営業マンは攻守をわきまえる…ビジターの読売ジャイアンツは常に先攻…サオリ営業INはまだ二軍…試用期間だったな…」部長がサオリちゃんをスポイルしてる様を

    ボクの会社でビジネス書がダメなワケ - Everything You’ve Ever Dreamed
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    mh200011 2011/10/06
    オチで二度見した
  • 自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed

    北鎌倉にあるお寺へ墓参りに行った。と母と一緒に。父が死んで二十年。前日の台風が残していった風にあおられて線香に火をつけるのに苦戦しながら、この煙で燻され、ゾンビ化した父が墓から這い出てきたら…というどうでもいいことに想像力を浪費していると、家族連れだろうか、イーチ、ニー、サーンとどこからか子供たちの声。その声は僕に父との風呂を思い出させた。 父は僕と弟を湯船につからせるとゆっくり百まで数えさせた。父の風呂は当に、当にあつかった。僕らは大人の熱さに、数えるのを速めたり、数字を飛ばしたり、胸までお湯から出したりして対抗した。そのあとには恐怖の「10やりなおし」がいつも飛んできて、僕らが湯船から出るときには百をゆうに越える数を数えさせられていてゆでダコのように赤くなっていた。二匹のゆでダコの指先はふやけてしまっていて僕ははやく大人になって一人で風呂にはいる権利がほしいとそのふにゃふにゃの指

    自殺した父について今、僕が思うこと - Everything You’ve Ever Dreamed
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    mh200011 2011/09/28
    治ったのか?
  • このエントリが3000ブクマいったら嫁さんのけしからんオッパイをアップします。 - Everything You’ve Ever Dreamed

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    mh200011 2011/09/02
    がんばれ
  • 私の異常なお見合い・天翔記 または私は如何にしてEDの分際でダブルベッドで女房を抱くために自室を劇的ビフォーアフターするにいたったか。- Everything You’ve Ever Dreamed

    結婚から一ヶ月。籍もムスコも入れてない。ナニも入れてないけどシノさん(元レイヤー/現歴女戦国時代西軍派/趣味ドール/某企業秘書課勤務のEカップ)との生活は概ね順調、彼女も、玉子焼きの焼けること火事のごとし…洗濯モノのたまること山のごとし…と家事を風林火山になぞらえて楽しみつつこなしている。「オイトマチョーダイ!」と実家に帰ってしまったこともあった。理由は僕の部屋の汚さとアダルトDVD鑑賞。雑然とした部屋の床にうつ伏せ、ヨダレをたらし、人間の女性とオス犬の性交を収録した作品、「獣皇11 長谷川ちひろ 2匹の犬に雨中で生ハメ中出しされるロリ娘」(画像右端) を鑑賞していた夫を嘆くのではなく、ならばパンツをおろして鑑賞している最中に床を抱くように寝てしまった夫の潔さを称えるべきじゃないか?「オヤカタサマ…あんなもので自慰を…」、実家のご両親の前で犬のように土下座した僕を頭上から非難するまえに冷

    私の異常なお見合い・天翔記 または私は如何にしてEDの分際でダブルベッドで女房を抱くために自室を劇的ビフォーアフターするにいたったか。- Everything You’ve Ever Dreamed
    mh200011
    mh200011 2011/08/26
    新手のノロケ話なのかな?
  • THE END OF 島田紳助 - Everything You’ve Ever Dreamed

    以前勤めていた会社の同僚タニグチに会った。タニグチは同じ営業部に所属し苦楽を共にした仲だ。僕は退職したが彼はまだその会社で頑張っている。島田紳助の話題になった。「昨日の引退会見であの人を思い出さなかったか?」「思い出した思い出した」。あの人とは僕らの上司だったコーダさん。コーダさんは厳しく、それでいて涙もろいところがあり、島田紳助を想わせる人だった。そして紳助がそうであったように、コーダさんもよろしくない人との繋がりを噂される人だった。 コーダさんの下で働いていた日々は過酷だった。営業の仕事は常にノルマ、数字を意識せざるをえないけれど、僕らは、数字に加え、いや、それ以上にコーダさんという存在を常に意識して行動しなければならなかった。日々のノルマを達成できないときの胸ぐら掴み、罵声、鉄拳制裁は日常茶飯事。鉄製灰皿が飛んでくることもあった。灰皿をUFOと呼んで茶化していた連中に笑顔はなかった。

    THE END OF 島田紳助 - Everything You’ve Ever Dreamed
    mh200011
    mh200011 2011/08/26
    うまい
  • 私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    突然だが結婚することにした。来月から彼女と暮らす。籍を入れるのは来月上旬の予定。身内で不幸が続いているので、当面、式やパーティーはやらず、来年あたり、不幸のホップステップジャンプが無事着地して落ち着いたら、ささやかなパーティーをやろうと彼女とは相談している。プロポーズの言葉は二人だけの秘密。当事者以外が聞いても面白いとは思えないし。「結婚するかい?」「ハイ、キミとなら」。ね?面白くない。面白くないと言われればそれはそれで腹が立つが。 いままで彼女との結婚を考えなかったかといえばウソだ。僕は、語感からすると矛盾しているようなことを述べているように聞こえるかもしれませんが、筋金入りのインポテンツ。そんな病気を抱えたまま、嫁をもらうわけにはいかない。もし彼女に触れたとき、反応しなかったら彼女が可哀想だろう?。だから僕が病気に打ち勝ったとき、それがいつになるかわからないけれど、そのとき彼女がまだ僕

    私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed
    mh200011
    mh200011 2011/07/22
    おめでとう!お幸せに。
  • 超簡単!5分で手に入れる涼しい環境/または私は如何にして能率アップで定時にタスクを終え仕事をしながら性欲を満足させて健康な肉体を手に入れたか?- Everything You’ve Ever Dreamed

    まだ6月だというのに暑い日が続いている。そのうえ節電の影響でオフィスや店舗のクーラーは控えめに稼動させているところが多い。こんなんじゃ身体を壊してしまうし、仕事がはかどらない、と思っている人は多いのではなかろうか。特に男性は股間がかゆい人も多いと聞く。この高温多湿下で相当に悪化して苦しんでいるんじゃないだろうか。僕は、まあ快適というわけではないが、先人、といっても過去の偉人ではなく僕の祖父と父のことだけれど、そういった先人から伝えられた知恵を活かして、なんとか、まあ身体を壊すようなこともなく、仕事の能率も下げずに乗り切っている。けっこう拡散している知恵かもしれないが、知らない人のために僕が教えられた、簡単で、涼しく、仕事中に出来て、性欲も満たし、さらには8時間の睡眠時間も確保できるかもしれない知恵をここに記しておこうと思う。 1.準備するものはハサミかカッターだけです。会社のデスクにあるよ

    超簡単!5分で手に入れる涼しい環境/または私は如何にして能率アップで定時にタスクを終え仕事をしながら性欲を満足させて健康な肉体を手に入れたか?- Everything You’ve Ever Dreamed
  • 私の異常なお見合い・武将風雲録 または私は如何にして戦国娘をたぶらかし母親との同居をなしえたか。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    シノさんと同居しはじめた。シノさんは僕のお見合い相手で元・レイヤー現・戦国大好きっ娘西軍派、天使のブラ着用時はDカップである永遠の25才。愛称はノッピー☆。 同居といっても籍を入れたわけではないので、世間体から、しばしの間、つまり「正室として迎えるべきかどうか慎重によく考えろ。経済的に困窮しキャバクラに行けなくなっていいのか。困ったらお金を借りればいいよ車の免許で借りれるよ」とガイアとアコムが僕に囁いているうちは、週に何日かやってきて一緒に過ごすことになる。「親と女と同居とはださいぜ。ロックな僕としたことが」そんな自嘲をきいてくれるのはコケシのディルド君だけ。 祖父死去。叔父溝に落ちて顔面骨折。叔母転倒して右手小指骨折。そのような負の連鎖の只中にね、こんなご時世にね、浮かれてね、幸せにね、なってはね、ダメなのね、という我が意は汲まれず、催された両家合同劇場版戦国バサラ観賞会とその後の事会

    私の異常なお見合い・武将風雲録 または私は如何にして戦国娘をたぶらかし母親との同居をなしえたか。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 祖父が亡くなった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    昨年末に体調を崩して入院していた祖父が亡くなった。危篤の連絡を受けたとき、僕は仕事で都内にいて急遽駆けつけたが臨終には間に合わなかった。暖かくなるにつれ、体調も安定して、もうすぐ家に戻れると家族みんなで喜んでいた矢先だった。 僕は祖父に伝えるべき言葉を見つけられなかった。日に日に回復しているようにしか見えなかったので、感謝なのか、惜別なのか、わからないけれど僕は祖父に言うチャンスを失ってしまったのだ。尤も百歳という年齢のために手術が出来ず緩やかに死に向かっているのはわかっていた。でも、そんな現実をまえにしても百年続いた命がパッと消えてしまうようなことはないんじゃね?という変な確信があったのだ。 「棺桶にいれるとき釘は打たないでくれ。うるさくてかなわない」「ソンビになって出てこられても困るからさ釘はうつよ。また来るよ。じゃ」こんなどうでもいいやり取りが最後だった。その後、仕事が忙しくなり病院

    祖父が亡くなった。 - Everything You’ve Ever Dreamed