コミュニケーションのインフラとして大きな可能性が期待されるバーチャルワールド。サン・マイクロシステムズはビジネスでの実用を目指して"プロジェクト・ワンダーランド"を進めている。 ネットワークマガジン2009年4月号掲載 今から20年以上も前にEメールが現れたとき、それがこんなにも世の中を変えるアプリケーションであると、誰が想像したでしょうか。バーチャルワールド(VW)も、人々のコミュニケーションを大きく変えるポテンシャルを持っているかもしれません。 シリコンバレーにいる筆者が日本の同僚と新しいプロジェクトについて議論し、プレゼンをまとめなくてはならないことになったとしましょう。同僚に「手が空いていたら、21Fの第二会議室にきてくれないか」と電話します。実は21Fというのは実在しないフロアで、仮想オフィスを示しているのです。日米のパソコンからログインして第二会議室に集まり、プレゼンを部屋の壁
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