米Intel Corp.は2008年10月30日,台湾政府と携帯型通信機器向けオープン・ソース・ソフトウエアの開発センターを設立することで合意したと発表した(発表資料)。同センターでは,Intel社のマイクロプロセサ「Atom」を搭載する携帯機器に最適化された「Moblin」やオープン・ソース・ソフトウエア,アプリケーションを開発する。Moblinは,MID(mobile internet devices)向けのLinux OSをオープン・ソース・ソフトウエアとして開発するためのプラットフォーム。具体的には,Atomを使ったMIDやいわゆる「Netbook」,車内情報通信/エンターテインメント・システムといった次世代通信機器に向けて,より豊かな機能などを提供できるソフトウエアやアプリケーションを開発する。 さらに,Intel社は,同社の投資部門であるIntel Capital社が台湾の通信
ASUSTeK Computer(ASUS)と言えば、これまでのユーザーの認識はトップシェアの小売マザーボードメーカーというイメージだったのではないだろうか。だが、Eee PC発売以降、ASUSはPC本体の市場においても存在感を高めつつある。ASUS CEOのJerry Shen氏は「我々は第4四半期にはノートPCの市場シェアで第4位になると信じている」と述べ、ネットブックがノートPCの市場にカウントされるため、日本だけでなく世界市場においても同社の市場シェアが急速に伸びるだろうという見通しを明らかにした。 ASUSは2008年1月、同社が持っていたODM(設計から製造までの委託製造)部門を切り離し、今後はより急成長に備えるため他のODMベンダも利用して柔軟に製造を行なっていくことを明らかにした。こうしたことにより、ASUSは製品の開発、マーケティングや流通などに注力して、世界のメジャーブ
米Apple Inc.は,製品の製造を外部に委託している。委託先の1社が,台湾Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.(鴻海精密工業,通称Foxconn)である。Apple社が,最新の製品を安く大量に提供できるのは,Hon Hai社をはじめとするEMS(electronics manufacturing services)企業のおかげといえる。中でもHon Hai社は,他を圧倒する爆発的な勢いで成長を続けている。本連載は,それまで謎に包まれていた同社の本質に迫った,『日経エレクトロニクス』,2006年7月31日号の特集「鴻海(Hon Hai)は敵か味方か」の全文を再掲載したものである。掲載から2年たった今でも,同社の勢いは全く衰えていない。 第1回:世界最大のEMS企業が迫る決断 第2回:「速い,安い,うまい」で多品種大量をこなす 第3回:世界制覇に必須の存
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