タグ

読み物に関するmi714のブックマーク (2)

  • 風立たぬーん - 私の時代は終わった。

    えっと、二郎くんがね、結核女子と愛を貫いたり、零戦を作ったり、 おおいに風立ちまくってる間にね、 私が何をできたかって、もう歳をね、ひたすらに重ねてきたわけです。 1コ1コ、着実に積み上げてきたわけです。 32歳。多少、顎が右曲がりに出てる以外は、いたって健康。 なのに、風の方ががねー、風の調子がねー。 もう下半身の方もね、帆を立てろー!イカリを上げろ―!とばかりに、出港の準備は万端なんですけど、なんせ風がねー。風のやつがねー。 32年、風待ち。 もうさー泣きながら人差し指を舐めまして、空に掲げてね、ずっと待ってるんですけど。 9月2日現在、立つ気配なし。無風。 一方、銀幕では、もう二郎くん、風立ちっぱなしなわけ。 あの風の谷ですら、そんなに立ってたかな、ってくらい立ってるわけ。棒立ち。 すごいね、二郎くん。と。 どうやってんの、それ?と。 したらまあ、二郎くんがね、どうやら美しいものが大

    風立たぬーん - 私の時代は終わった。
  • デーモン小暮閣下への質問「あの、へヴィメタって、なんですか?」

    『聞く力』(阿川佐和子著・文春新書)より。 (阿川佐和子さんが、デーモン小暮閣下にインタビューしたときのエピソードです。「ヘヴィメタ」という音楽を「ロックの一種とは認識していたが、どんなロックかチンプンカンプンだった」という阿川さんは、思い切って、「単刀直入にデーモン閣下に直接聞いてみた」そうです) 【こうして(スタッフとの)打ち合わせ通り、私はご人を前にして、できるだけ失礼にならないよう気をつけながら、質問してみました。 「あの、ヘヴィメタって、なんですか」 すると、驚きましたよ。デーモン閣下は親切! しかも説明がお上手! 私のようなロックシロウト相手に、それはわかりやすく教えてくださったのです。 「ハハハ。ロックというのは、わかりますね?」 最初に私に優しく断りを入れてから、こんなふうに話してくださいました。 「ロックがいろいろな枝葉に分かれていく中で、速さと激しさを追求したものをハ

  • 1