現代はストレス社会と言われています。 そのためか、近年、心の病で悩んでいる人が増えているそうです。心の病の代表は、うつ病ではないでしょうか?一昔前までは、一生涯でうつ病になる確率は1%程度といわれていましたが、最近では10%程度の人が一生の間にうつ病になるとされています。 実に10倍も、うつ病にかかる人が増えていることになります。でも、これって本当なのでしょうか? うつ病のような人たちが増えている 今も昔も、うつ病になる人の割合は1%程度で変わらないのではないかと考えているのが、精神科医の香山リカさんです。 香山さんは、著書の「『私はうつ』と言いたがる人たち」で、うつ病と一律に診断されている人の中には、本当のうつ病である「大うつ病」、躁うつ病の一種と考えられてる「双極Ⅱ型」、そのどちらでもない「うつ病になりたがる人たち」の3種に分類されると述べています。また、最近では、パーソナリティ障害を