サッカーJ1のガンバ大阪が26日、1993年のJリーグ発足から本拠としてきた万博記念競技場でのラストゲームを迎える。築40年余。近くに完成した新スタジアムに舞台を譲る。多くの人に愛された競技場に、選手やサポーターが最後のパフォーマンスを見せる。 吹田市の大学教員坂井大吾さん(36)はJリーグ発足前年の92年、ガンバの前身、パナソニックガンバ大阪の試合観戦で初めて万博に来た。当時中学生でサッカー部に所属。大きな競技場に圧倒され「自分もここでプレーを」と憧れた。 部活が休みの時は家族や友だちと万博に通い、社会人になってもほぼ全試合観戦した。30歳を過ぎてガンバ主催のイベントでピッチに立ち、ボールを蹴った。スタンドで見てきた芝の感触に胸いっぱいになった。 試合後は、競技場周辺に出店が並ぶ「美味G(おいじい)横丁」で仲間とお好み焼きを食べ、ビールを飲む。選手のバスを見送り、大阪モノレールの公園東口
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