J2山形スタジアム建設 知事が時期尚早との認識示す サッカーJ2山形の専用スタジアム建設に関し、吉村美栄子山形県知事は19日の記者会見で「J1復帰が当面の課題」と述べ、時期尚早との認識を示した。知事は「J1の競技環境を整えることが大切」と建設には前向きな姿勢だったが、今季の成績低迷が影響したのか、トーンダウンしたと受け止められている。 吉村知事は「山形がJ1復帰、定着し、専用スタジアムで戦うことは県民の大きな夢」と語った上で「まだ先の話だ。まずは1戦、1戦勝ち進んでもらい、将来的に専用スタジアムを考えて行ければいい」と話した。 Jリーグの村井満チェアマンが建設への支援を表明したことは「心強い。追い風になる」と歓迎したが、「専用スタジアムはJ1復帰の先に見えてくる課題。皆さんがあまり盛り上がられると困る」と火消しに努めた。 新スタジアムをめぐる議論が過熱した昨年9月の記者会見では、吉村