御節大変賛成です。経済の基礎は、「生産にあり」と言うことは疑いの余地がありません。しかし、特に最近の傾向として地道な物作りより芸人を目指す若者の方や世贈業に就職するよりマスコミ関係や銀行を目指す大卒者の方が圧倒的に多いようです。その大きな原因は、“カッコイイ”“高収入で綺麗”だろうと思います。社会の基礎を支える製造部門より非生産部門の方が社会的に優遇されれる現在の風潮は、若者の職業感を極めて安直な方向に向かわせ、結果としてニートやワーキングプワーを生み出しているのではないだろうか。高度な研究者、技術者から職人と言われる職業まで高収入が約束され、社会的評価が十分になされるようにならなければ社会そのものが健全に成り立たなくなってしまうだろう。(2007/02/08)