フォントワークスフォントの今後の方向性 【2007年2月5日付、11月6日改訂】 ■2007年の課題 2007年は、Windows Vistaの登場から始まりMac OS X 10.5 Leopardのリリースを控え、IntelMacの真の性能を引き出すDTPアプリケーションの本格稼働がアナウンスされています。これらのDTP環境を取り巻くトピックの流れを見ると『新世代DTP 2ndステージの開幕』を予感させます。 この中でDTPに係わる重要な動きのひとつとして、Windows Vistaにバンドルされるフォント「メイリオ」「MSゴシック」「MS Pゴシック」「MS UIゴシック」「MS明朝」「MS P明朝」の仕様が《JIS 2004対応》へ変更され、122文字の【字形】が変更されたことが挙げられます。この【字形】の変更は、人名・地名の表記を可能な限り本来の文字で現せるという利点を生