「TIPS:テキストボックスでオートコンプリート機能を使用するには?」で解説しているように、.NET Framework 2.0のTextBoxコントロールやComboBoxコントロール(どちらもSystem.Windows.Forms名前空間)には、入力途中の内容を自動的に補完してくれるオートコンプリート機能が備わっている。 入力内容にマッチさせる補完候補としては、URLの履歴やファイルシステムのディレクトリ名やファイル名などがあらかじめ用意されているが、完全に独自の候補リストを使用することも可能だ。本稿ではTextBoxコントロールで独自の補完候補を使用する方法について解説する。 独自の候補リストを使用するための設定 TextBoxコントロールのオートコンプリート機能で独自の候補リストを使用するには、以下の3つの設定が必要となる。 AutoCompleteModeプロパティでオートコン