Androidアプリケーションを開発する。誰でも可能なようにサンプル・プログラムを使って進める。日英翻訳アプリケーションを実際に作りながら,開発手順を学ぼう。 米Google社が開発したOSである「Android」の特徴の1つは,誰でもアプリケーションを開発して配布できることだ。Android用アプリケーションは,無料のツールを使ってJava言語で開発可能。それを「Androidマーケット」と呼ぶサイトに登録すれば,広くユーザーに利用してもらえる。無料のもので提供したり,有料として販売したりできる。2009年9月から日本の開発者も有料で販売できるようになった。 開発環境の面では,2009年10月28日にリリースされた「Android SDK2.0」が注目を集めている。SDK2.0では,「マルチタッチ」のサポートなど,数多くの機能が追加されている。高機能なAndroidアプリケーションの登場