京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)では3日から、マンガやアニメを通じて「土木」の世界を知ってもらう企画展「どぼく+マンガ」を開催する。土木を題材にしたマンガの紹介に加え、実際に高速道路で使用されていた道路標識なども展示する。 同展では、土木系女子を描いた松本小夢さんの「ドボジョ!」(講談社コミックプラス)や建設現場で働く中年男性を主人公にした福本伸行さんの「最強伝説 黒沢」(小学館)など土木をテーマにしたマンガのほか、マンガに登場する空想建築を現在の土木技術で設計した「宇宙戦艦ヤマト2199」のヤマト建造用ドックの図面や「マジンガーZ」の格納庫図面などのパネルなど9点を展示する。 また、さいとうたかをさんの「ゴルゴ13」の背景に現れる土木的題材を土木エンジニアが解説したパネルや、高速道路で実際に使用されていた道路案内標識、京都市の大正2年製マンホールなどの実物も展示する。 併設する