この連載では、オープンソースの運用監視ソフトウェア「ZABBIX」ではどんなことができるのかを、実際の使い方とともに紹介していきます(編集部) 前回「ZABBIXのインストール」ではZABBIXのインストール方法を解説しました。今回は実際の監視を行う際に必要となる基本的な設定項目であるホストの登録、アイテムの設定、トリガーの設定、グラフの設定について解説していきます。 ZABBIXでは、監視対象のマシンをホストと呼び、監視対象のマシンのCPU使用率やメモリ使用率などの個別の監視項目をアイテムと呼んでいます。そして、各アイテムの情報に基づいて、どのような状態になっている場合に警告や障害と判断するかを定義するものがトリガーになります。さらに、各アイテムの数値を基にグラフを描画することができます。 まず今回の設定を行う前に、前回設定したZABBIXサーバとZABBIXエージェントのサービスが起動
概要 Nagiosは、ホストやそのホストで稼働しているサービスを定期的に監視して、異常を検知した場合には管理者にメールなどで通知を行う統合監視ツールです。元々は「NetSaint」という名称で開発が行われていましたが、開発終了に伴い、後継としてNagiosの開発プロジェクトがスタートしました。 Nagiosは、稼働監視をプラグインが行い、Nagios本体はプラグインのスケジューリングなどを行うという構造になっています。従って、ホストなりサービスを管理する場合は、それに対応したプラグインが必要となります。Nagiosのプラグインは30種類以上用意されていますが、独自に開発することも可能です。その方法は、NagiosのWebサイトで公開されています。 プラグインは、対象を外部から監視するため、不定期なイベントを監視することはできません。そのため、管理対象のホストにインストールして、Nagios
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