警察庁は23日、70歳以上の高齢ドライバーを対象にした「もみじマーク」について、デザインを見直し、新しいマークを公募する方針を明らかにした。 現在のデザインは1997年に公募によって決定されたが、「枯れ葉みたい」「涙のしずくを連想させ、寂しい感じ」などと不評で、異例の再公募に踏み切ることになった。 公募は9月ごろに実施する予定で、アートディレクターら有識者でつくる検討委員会が選定。その後、一般の人を対象に、新しい図柄と現在のもみじマークを比べてどちらがいいかアンケート調査を実施して、年内にも最終決定する。 選定では、「高齢のドライバーが誇りを持って付けたくなる」「親しみやすい」などを重視する方針で、同庁は選定基準についても24日からホームページなどで公募する。