これからシステムにAPIを組み込んでいこうとした場合、まず真っ先に思いつくのがRESTful APIではないでしょうか。なんとなくは分かっているつもりでも、意外といざ実装してみると難しいのがRESTful APIです。今回はその基本的な考えを紹介します。 HTTP/HTTPSアクセス RESTful APIではHTTPまたはHTTPSアクセスが基本になります。ネットワークのプロトコルは他にもたくさんありますが、RESTfulな実装に向くのはHTTP/HTTPSになるでしょう。 HTTPメソッドがアクションを表す GETは取得、POSTは作成、PUT/PATCHは更新、DELETEは削除を表します。 パスがリソースを表す 例えば GET /users/1 であればユーザID=1に対する操作を意味します。 GET /users/1/posts であればユーザID=1の持っているポスト一覧を意味