ブックマーク / ohnishi.livedoor.biz (9)

  • 教科書を見るようなiPad製造請負会社の小売進出 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年08月23日16:07 教科書を見るようなiPad製造請負会社の小売進出 カテゴリマーケティング経営 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 情報家電は製造を背負っている会社はほとんど利益がでていません。日の情報家電のメーカーは、世界市場での衰退が目立つだけでなく、営業利益率はおしなべて低く、日立2.3%、パナソニック2.6%、ソニー0.4%などという惨憺たる状態です。しかもそれは地デジ特需、エコポイント特需があっての業績です。 今や国内の家電メーカーよりも巨大になったサムスンの営業利益率は8.0%であり、売上でも、利益でも日メーカーは太刀打ちできない差をつけられたことはおそらくご存知だと思いますが、日にいると、家電量販店では、日ブランのオンパレードなので、なかなか実感にはならないかもしれません。日市場が特殊なだけです。 さて、iPhoneやSO

  • 道路以外の稼ぎのほうが大きい高速道路会社 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年08月03日11:46 道路以外の稼ぎのほうが大きい高速道路会社 カテゴリマーケティング経営 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 最近、高速道路のサービスエリアやパーキング・エリアが様変わりしてきていることはお気づきだと思います。キレイになったばかりか、大手の外チェーンもテナントとして入り、コンビニも増えました。地元で収穫された野菜や特産品の市もやっていたり、活気づいています。民営化効果なのでしょう。 しかも、土日などの割引料金や高速道路の一部無料化が行われてから、ずいぶん混むようになりました。これはかなり売上アップになっているなと感じていたのですが、日経のケンプラッツが、東日NEXCOの決算で、すでに高速道路料金で得られる営業利益よりも、サービスエリアやパーキングエリアなどの関連事業での営業利益のほうが大きくなっていることを紹介していました。 記

    道路以外の稼ぎのほうが大きい高速道路会社 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス
  • よかったですね。茨城空港 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年07月23日11:07 よかったですね。茨城空港 カテゴリ kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 就航から二ヶ月足らずで、茨城空港からのスカイマークの定期便撤退宣言を行ったことは、行政と格安航空会社の体質差を象徴する出来事でした。 しかし、定期便がゼロになる危機をむかえた県側が、ダイヤ変更の原因となった航空祭に関して、自衛隊側と調整を行ない、スカイマークのダイヤを優先する措置を行ったことで、一転、札幌便と名古屋便の追加運行が決まりました。県側にとってはとびきりの朗報となりました。 ギリギリまでコストを抑え、事業を組み立てている格安航空会社にとっては、条件変更はありえない話だったでしょうし、そういったことに疎い行政側とのギャップは、当然ありますが、スカイマークが強硬手段をとったことで、行政が動き、そのギャップを埋めたことはいい事例になったと思います。 まあ

  • NTTドコモ、江戸の仇を長崎で討つ作戦? : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年07月07日11:36 NTTドコモ、江戸の仇を長崎で討つ作戦? カテゴリ経営マーケティング kinkiboy Comment(3)Trackback(0) NTTドコモが、全機種SIMロック解除を行うと発表しました。SIMロック解除は、表面的に見れば、携帯の機器と通信利用が分離され、通信会社の競争を促進するということになります。 しかし、NTTドコモのSIMロック解除が、ユーザーメリットを考えた大英断だと素直に受け取る人は少ないのではないでしょうか。 うがった見方かもしれませんが、全国の全世帯を光ファイバーで結ぶ「光の道」構想で、ソフトバンクが、NTTドコモのアクセス会社を分離すれば、税金投入ゼロで実現できるという提案を行なったことへの報復ともうけとれます。 来は、ソフトバンクが、税金の投入も不要、NTTドコモはさらに利益が増えると投げたボールを、NTTドコモが、なんらかの検

  • 再注目されはじめた水力発電 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年07月05日16:39 再注目されはじめた水力発電 カテゴリ社会 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 水力発電というと、映画『黒部の太陽』を思い出してしまいます。ご存知でない人も多いかも知れませんが、石原裕次郎と三船敏郎との共演で、水力発電所のダム建設をめぐっての物語です。 映画を見た人は、黒部ダムの建設プロジェクトの壮大さ、また人びとが命を賭け、このプロジェクトにチャレンジしたドラマに感動した人もきっと少なくないと思います。ちょっと古い価値観に偏っていたと感じるプロジェクトXも、この『黒部の太陽』の影響を受けていたのかもしれません。 しかし水力発電は、日では有望な水源がなくなってしまったことや、ダムをつくっても、採算のとれるところがなくなったこともあって、世間の注目からは消えていきました。電気事業連合会の発表では、電源別の発電量も、いまでは7.9%

  • 「ものづくりに強い企業が強い」のではなく、「強い企業はものづくりも強い」 : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年06月30日11:35 「ものづくりに強い企業が強い」のではなく、「強い企業はものづくりも強い」 カテゴリマーケティング経営 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) iPhone4を分解した結果が、いくつか報告されています。アイサプライの発表によると、iPhone4は、さまざまなスペックが大きく向上したにもかかわらず、16ギガバイトの製品で、製造コストは、販売価格の26.3%の187.51ドルであり、従来品と大きくは変わらないレベルに抑えられているといいます。 iPhone 4を分解調査、部品コストは188ドル また日経エレクトロニクスの特集で、iPhone4が従来品と大きく違ったのは、ネジが多用されていること、また部品のモジュール化がさらに進んだことが報告されています。同記事では、「製造工程で組み立てに失敗した際や修理の際に,全てを廃棄するのではなく,な

  • コンビニで弁当が売れなくなった原因を考えるとアイデアがでてくるかも : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年06月07日17:32 コンビニで弁当が売れなくなった原因を考えるとアイデアがでてくるかも カテゴリマーケティング kinkiboy Comment(1)Trackback(0) 日経産業地域研究所が今春実施したコンビニエンスストア利用調査の結果が日経新聞に紹介されていました。第二回目の記事で、前回は、若い人たちの衝動買いが減ったこと、残業が減って帰宅時間が早くなり、24時間営業のコンビニの優位性が崩れてきているという報告でした。有料版でしか見ることができないかも知れませんが、一応記事リンクを貼っておきます。 若者も衝動買いにノー! 節約志向で夜間利用減る  日経産地研コンビニ調査(上) 今回は、約70の主な商品・サービスを挙げ、この1年間の購入・利用率や2年前と比べた利用の増減も尋ねた結果ですが、2年前より増えた人の比率から減ったという人の比率を比べると、大きく増えたのは、AT

  • あきらめない、思いこまない、やってみる : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年06月11日11:37 あきらめない、思いこまない、やってみる カテゴリマーケティング元気の素 kinkiboy Comment(1)Trackback(0) ウィスキーが絶好調だといいます。サントリーが火をつけ、さらにその後、キリンも参入して活気づいたハイボール。その勢いが止まらないばかりか、東洋経済オンライン記事によると、サントリーのウイスキー販売量は1〜4月累計で前年比31%も拡大し、「角瓶」にいたっては同77%増という状況だそうです。 ハイボールが若い人たちとウイスキーの出会いをつくり、飲む習慣が広がり、またそのことがウイスキーそのものを楽しむことにつながった明るいサクセスストーリーです。市場を広げることが、リーダー企業の王道だということをも物語っています。 酒離れをよそに大奮闘、ウイスキー激売れのワケ このサントリーのハイボールのマーケティング、またキリンとの競争につい

  • お客さまを「知ってるつもり」が命取り : 大西 宏のマーケティング・エッセンス

    2010年05月28日13:29 お客さまを「知ってるつもり」が命取り カテゴリ kinkiboy Comment(0)Trackback(0) お客さまの“生の声”を聞くインタビュー調査のすすめ方 著者:福井遥子 販売元:実務教育出版 発売日:2010-04-27 クチコミを見る ユニ・チャームで商品開発やマーケティングの実務を経験し、現在は有限会社アイボリーマーケティングの代表をやっていらっしゃる福井遥子さんから献頂きました。ありがとうございます。とてもわかりやすい、タイトルどおりの「インタビュー調査のすすめ方」のです。 製品開発やマーケティングでもっとも怖いのは、担当の人たちがともすれば、お客さまを「知ってるつもり」になることです。 B2Bのビジネスでは、お客さまに直接営業することが多く、商談、あるいはお客さまとのおつきあいのなかからお客さまの声が聞けますが、やっかいなのはB2C

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