この発言の後、静寂に包まれるのはよくあるシチュエーションです。そこで質問を促すために「なんでも結構です」と加えます。会議の静寂を破ったのは古参の役員で「リニューアルの目的は?」と爆弾を投下します。これを口火に出席者からホームページへの不満と不信が語られ、長老キャラの相談役から、足を使わずにWebを使うとする姿勢が「さぼり」だとお説教が始まりました。 ……こんなシーンをマワシ力で回避します。 本能的に否定するこうなると批判が炎上へと移行します。色遣いが地味だ、本社の写真が小さい、文章が長すぎる。ついには「そもそもホームページは役に立つのかね」と爆弾が炸裂し、否定的な空気が会議室に充満し、Web担当者にとっては地獄のような時間が流れます。 いまどき「Web否定」など時代錯誤もいいところ……というのは我々Web担のように、Webが日常生活に組み込まれているものの感覚です。ネット通販すら利用したこ