米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、民主党の小沢一郎幹事長が「きれいな海を埋め立ててはだめだ」と同県名護市辺野古への移設案に難色を示したことについて、同県の仲井真弘多知事は4日、報道陣の取材に対し「非常にいい、正常な反応。沖縄ではたいていの人がそう思っている」と述べ、評価する考えを示した。 仲井真氏は普天間飛行場の県内移設を容認する一方で、「県外移設がベスト」との考えを繰り返し表明しており、こうした立場を改めて強調したものだ。 仲井真氏は小沢氏の発言について「沖縄中、どこもあんな感じだから、県内で移設するというのは本当はものすごく難しい。そういうことを改めて知っていただくのは悪いことじゃない」と述べ、普天間飛行場の県内移設には環境面での困難が伴うとの認識を示した。 小沢氏は昨年12月28日の鈴木宗男・新党大地代表との会談や、同29日の連立3党幹部の会合で「あの青い、美しい