「こういう言葉は使いたくない」というものをいくつか書き出してみる。 ■わんこ 犬のことを「わんこ」と呼ぶのは、例のテレビ番組のせいかもしれない。そういう呼び方をするひとって、なんとなく頭が良くなさそうな気がするのは僕だけだろうか。 また、猫のことを「にゃんこ」と呼ぶのは、もはや論外である。 ■生きざま たいがい、「俺の~」が頭につくらしい。 彼の脳内はどうなっているのだろう。 ■相方 配偶者のことを「相方」と呼ぶようになったのは、最近のことだと思う。 彼らは漫才コンビなのだろうか。 ■言の葉 「言の葉」は、「言葉」の古語であり、「和歌」の意味もある。 古語として用いたり、短歌などの中で音韻を揃えるために用いたりするのは構わないが、現代文に安易に用いると途端に軽薄になってしまう。 ■リテラシー 元は「識字能力」の意味だったが、今や「なんとかリテラシー」が巷に溢れかえっている。 何なんだろう、