プログラミング中、何度も同じような、でも、その都度少しずつ異なるコード(ボイラープレートコードとも呼ばれます)を記述しなければならない場面は多々発生します。 可能ならば、このようなパターン化された単調なコードの記述は省略して、より重要なロジックの実装に集中したいものです。 Web APIの開発においても、毎回のように実装が必要なパターン化された処理は多々あります。 リクエストやレスポンスのデータ(現在、ほとんどがJSON形式)のバリデーションもその代表です。 データ種別ごとに手動でバリデーション処理を記述するのでは無く、データ仕様の定義(データスキーマ)を与えれば、自動的にバリデーションするような仕組みが理想でしょう。 本稿では、そんなバリデータの調査や検証中に見つけた課題についてご紹介したいと思います。 ポリモーフィックパターン まず、以下のようなJSONデータを処理するケースについて考
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