鹿児島市で今月、3歳と1歳の娘を11日間自宅に放置した疑いで、警察は23日、両親を逮捕しました。両親はこの間、2人でホテルに滞在していたことが分かっていて、「夫婦でゆっくりしたかった」と供述しているということです。 保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市新屋敷町の無職・山本貢容疑者(28)と、妻で派遣社員の和希容疑者(24)です。 鹿児島中央警察署によりますと、夫婦は今月11日から21日までの11日間、3歳と1歳の娘を自宅マンションに置き去りにした、育児放棄いわゆるネグレクトの疑いがもたれています。 21日午後4時半ごろ、3歳の長女が1人でマンション近くの路上で歩いていたのを通行人が発見し、警察に保護されていました。そして同じ日の午後7時半ごろ、同じマンションの住民から「部屋で赤ちゃんが倒れている」と110番通報があり、玄関で倒れている1歳の次女が見つかったということです。 近所の