Webサイトの主役は文字である。インターフェースの使い勝手が重視されるEコマースサイトであろうと、動画の視聴サイトであろうと、サイトを開設した理由や商品の説明をする際は、必ず言葉が使われているではないか。だからサイトで文字がどう見えるか、もっと言えば言葉がどう伝わっているかは常に深く考えるに越したことはない。今回からはCSSでどこまで文字のレイアウトに工夫を凝らせるかに挑戦してみたい。 クラフトワークの手触り感をテーマに文字を表現する。問題は、リアルなノート用紙を模写できるかどうか。これは配色の妙にかかっている。ポイントは1つ。紙の上に書き込んだ(印刷した)要素は、必ず背景色の影響を受けるという物理現象を忠実に再現することである。