山口県下関市の市立中学で教育実習をしていた福岡市の女子大学生(21)が、指導教官だった同校の男性教諭(48)に抱きつかれたなどとして、山口県警山陽小野田署に被害届を出していたことが9日、下関市教育委員会への取材で分かった。 同市教委によると、学生は5月31日〜6月18日の予定で同校で実習。教諭は6月15日の放課後、学生を誘って乗用車で山陽小野田市内の海岸に行った。教諭は、市教委に「励まそうとして体を抱く姿勢になった。傷つけてしまい申し訳ない」と話しているという。 市教委は「実習中に学生を誘って海岸に行くこと自体が、誤解を招きかねない不適切な行為だ」としている。学生が大学に相談して発覚した。